あけましておめでとうございます。
2024年は結局2月以降このブログを放置してしまいました。
今年こそちょくちょく更新していきたいと思います。。。
さて、2024年はどんな年だったかというと、個人的には結婚から10年、息子の就学に合わせて奥さんの実家の近所に家を借りました。古い一軒家なのでいろんなところにいろいろ起こりますがそれらも含め、楽んでいます。実を言うと今日、元旦もトイレの排水が悪くなり、いろいろ対処してなんとか復旧しました。
音楽活動は特に変化なかったものの、活動の中で指揮、指導の比重が大きくなってきました。特に東北学院大学シンフォニックウインドアンサンブル(SWE)には週1か2で通っていて、学生たちとの関係や指導者としての立ち位置がようやくわかってきました。あくまで学生の自主的な活動のため、どこまで口を挟んで良いのか、試行錯誤が続きました。
12月の定期演奏会ではリードの「アルメニアンダンスパート1」を取り上げたのですが私にとっても指揮者として演奏するのは初です。(スコアだけすっと前に買っていたが演奏する機会に恵まれなかった)、多分最初に演奏したのは学生時代に小澤俊朗先生の指揮でだったと思います。一番思い出に残っているのは保科洋先生の指揮で盛岡での東北吹奏楽指導者講習会でのヤマハの東北講師バンドで演奏したこと。ほかにも山下一史先生、小塚類先生などの指揮で10回以上は吹いている気がします。直近ではクラリネットアンサンブル・エニグムでクラリネットアンサンブル版を吹きました。
そんな作品を指揮者としてスコアに向き合うとリードのオーケストレーションの巧みさや豊富なアイディアに感嘆させられることばかり。正直、本番振っていて「全然やり足りない」と感じていました。またどこかでこの名曲を指揮させてもらえるチャンスがあったら嬉しいです。
また、古川シンフォニックウインズとも7年目のシーズンを終え、バンドの成長にかかわることができました。今年は大曲「シバの女王ベルキス」に挑戦できたこともよい勉強になりました。この作品は東北学院大学SWEが1980年代に日本初演したという曲で、古川の団員に当時の学生の方がいて(他でもない私をSWEに紹介してくださった方なのですが)その方に当時のエピソード(淀彰先生の編曲が短期間で終わったこと、その年、学院大が久しぶりに全国大会まで進んだこと)などを伺えたのもとても貴重な経験でした。
そして、クラリネットの方では石巻シティフィルさんの常任客演奏者、ということで9月に新世界、11月に第九で1番を吹かせていただき、非常に勉強になりました。石巻シティフィルさんは今年3月にも出演させていただきます。
2025年はそれらの活動を一層前に進め、その上でやりたいことは部活動の地域移行や物価の上昇、景気の悪さなどで衰退する一方の東北の吹奏楽を少しでも盛り上げるためにできることから取り組んでみようと思います。
最初に2月、宮城県北で指揮と指導についての講座をさせていただくことになりました。複数の方から「指揮と指導法を教えてほしい」という相談をされたので県北の拠点に活動する打楽器の橘敬登さんに中心になってもらい、2月に2度講座をします。
詳しい日程や会場についてはお問い合わせいただいた方に直接お伝えしますのでご興味のある方はお問い合わせフォームよりメッセージをいただければと思います。
講座内容は指揮法「齋藤メソッド」の基礎、そして指導法についは質問にお答えする形で集まった人たちでディスカッションしながらより良い指導をするにはどうしたら良いか、一緒に勉強する予定です。
2月に2度行い。3回目は実際にバンドを振りながらレッスンする講習会を開催する方向で調整しています。
クラリネットの演奏関係もコロナ以降、若干消極的になっていたので再積極的にとりくみたい思っています。
ということで、2025年もどうぞよろしくお願いいたします。
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