ここ最近のレッスンで話していることです。
・アンブシュアの役割は「リードをマウスピースに近づけること」
・その役割を下唇の筋肉をつかって行うと良い奏法になり、下唇が脱力して顎の力を使う(歯で噛む)ようにすると演奏にいろいろな問題が発生する。よくあるのは クラリオン音域はうるさいぐらい鳴り、低音がボソボソ。上の音域が出ない。音程がやたら高くなる。これらはほとんど下唇がちゃんと使えていない。
・下唇の使い方と息の使い方は車の両輪。どちらか片方でも上手くいっていないと演奏は上手くいかない。
・下唇の筋肉は普段使わないので敢えてトレーニングする必要がある。
・下唇が使えるようになると硬いリードが吹けるようになる。(リードの番号は実は「厚さ」ではなく「硬さ」)
です。備忘録的に書いてみました。参考になれば幸いです。