かれこれクラリネットや音楽を教える仕事を初めて17年経ちますがこのところ、レッスンが面白い。(それがコンテストの結果となって返ってくるかということとは関係ないけど)
生徒さんと問題意識を共有し、そしてそれに対してアドバイスすることで生徒さん自身が自分で自分のしたい演奏の形を見つけていく。
アドバイスは最近やっている4スタンスなどのフィジカルなことや楽器のテクニカルな面だったら、音楽的なことだったりするけど、それが伝わったときの喜びはひとしおです。
最終的には答えは演奏する作品の中にあって、それを掘り起こしていくのもまた楽しいプロセスです。
先生と生徒ってそうやって一緒に勉強していくものなんですね。
最近、昔何かで読んだエッセイに「レッスンは感性への問いかけ」という言葉をよく思い出します。どんどん問いかけていかねば。自分の感性も磨きつつ。